理念・基本姿勢

子育てを始めてから、世の中や政治に目が向くようになりました。知り合いのいない場所でのはじめての子育ては孤独感との戦いでした。人と知り合える機会も少なければ、手助けを自力で調達しなければならないなど困難に直面しました。唯一母親学級で知り合った仲間が心の支えでありました。

その後ころころの森、ファミリーサポート制度の導入や乳幼児医療費の所得制限緩和、幼児教育無償化など20年前より制度は充実してきているように見えます。しかし根本的な子育ての閉塞感は変わっていません。20年たっても変わっていないワンオペ育児に苦しむ母子を救いたい!引退した父母が孫の世話を担わなくては生活が回らない共働きの家庭にも既成の概念を超えた支援があるはず!子育てが楽しくなるような仕組みが早急に必要です。
そして貧困に直面する家庭や子ども、埋まることのない格差も目に見えています。

離れて暮らす高齢の母も介護が必要となってきました。60年暮らしてきた地域のなかで、介護保険に頼らなくても順繰りに見守り見守られていく支援に助けられています。いまこそ、このようなつながりが必要になっていますが、どのように構築するのかは課題です。
子どももおとなもひとりにしない。SOSを出せず救済されない人には、救いの手が差し伸べられるような社会になってほしい。

国は更なる経済成長を求めていますが、急速に人口が減り、手取り収入も減る中、生活の見通しは甘くありません。今はまだ大丈夫だけど、と思っている多くの人が2020年のオリンピック後の不安を口にします。わが市においても、つき進む都市整備や道路開発。人口減少はすでに始まっている中で、維持管理にかかる経費は、子どもたち世代の負担になります。まちが独自で使えるお金は少ないなか、どう、帳尻を合わせていくのか。若者や子ども世代が、将来に希望を持ち、幸せと感じられる社会になるには、今私たちおとなの責任が問われています。政治を身近な生活の道具として使いこなしましょう。

このまちをデザインするのは私たち市民です。それぞれの思いを反映させながら、住んで良かった、住み続けたいと思えるまちへの改革を進めてまいります。